

●IVAN LINS / SAMBADOURO
輸入CD 3,410円(税込) (SESC / CDSS022826 / 7898444702559)
ブラジル音楽ファンのみならず、世界中のジャズ・アーティスト、そして椎名林檎など日本のポップス・アーティストにも影響を与えるブラジルを代表するシンガー・ソングライター、イヴァン・リンスの'26新作が登場!
本作『SAMBADOURO』はイヴァン・リンスの芸術家としてのキャリアを通して一貫しているサンバというジャンルとの深い繋がりを初めて浮き彫りにするプロジェクトだ。ブラジル・ポピュラー音楽界で最も重要な作曲家の一人として国際的に認められているイヴァンは、このアルバムで自身のレパートリーから選りすぐった印象的なサンバに加え、新曲も収録し、リオデジャネイロのルーツとブラジル文化の最も重要な表現の一つであるサンバとの繋がりを改めて示している。
マルクス・フェルナンドが構想・プロデュースしたこのアルバムは、パウラォンとカルリーニョスのセッチ・コルダス=7弦ギター名手二人、そして近年目覚ましい活躍を見せるハファエル・ドス・アンジョスがアレンジを担当し、ゼカ・パゴジーニョ、シャンヂー・ヂ・ピラレス、マルチナリア、ヂオゴ・ノゲイラ、ペリクレス、フェフージェン、アミルトン・デ・オランダといったサンバやパゴージ界の巨匠たちが参加。
サンバの様々な側面を探求し、その美的多様性と芸術言語としての力強さを称える本作は、単なるサンバへのオマージュにとどまらず、イヴァン・リンスの作品におけるサンバの重要性を再確認し、サンバの音楽史を築き上げてきたサンバミュージシャンたちに敬意を表するアルバムでもあるのだ。
ソングリスト
1. Nosso samba já é um país
2. Diplomação with Zeca Pagodinho
3. Prece ao samba
4. Saravá, saravá with Xande de Pilares
5. É de Deus
6. Porta entreaberta with Diogo Nogueira
7. Não tem perdão with Péricles
8. Sambadouro
9. Deixa eu dizer with Ferrugem)
10. Parei contigo
11. Sou eu with Mart’nália
12. Maravilhado

●V.A. (VIVA DONATO) / VIVA DONATO (CD+BOOKLET)
輸入CD 4,950円(税込) (SESC / CDSS023026 / 7898444702566)
ジョアン・ドナートの功績をたたえるアルバム。ジルベルト・ジル、イヴァン・リンス、ジャヴァン、マルコス・ヴァーリ、パウラ・モレレンバウムなど新旧のブラジル音楽を代表する面々がゲスト参加!
ブラジル音楽界屈指の作曲家、ジョアン・ドナートの功績を称えるアルバム『Viva Donato』が〈Sesc〉よりリリースされる。ジルベルト・ジル、ジャヴァン、ベベル・ジルベルトといったMPBの重要な演奏家たちが、ドリ・カイミやマルコス・ヴァーリといった編曲家の指揮のもと集結。ドナート作品からの影響や、共に過ごしたパートナーシップの思い出など、それぞれがドナートとの交流を通じて得たインスピレーションをもとに、名曲を再解釈する作品だ。
幕開けはジルベルト・ジルとドナートが1986年に共作した「A Paz」。この新バージョンでは、ジルとモニカ・サルマーゾがドリ・カイミの編曲でこの曲を蘇らせている。「Nua Ideia」では、ドナートの楽曲が歌詞の繊細さを保った新たな解釈で登場。1980年にガル・コスタがアルバム『Plural』で世に広めたこの曲は、エドゥ・ロボやエミリオ・サンチアゴといったアーティストによって長年にわたり数々のバージョンが作られてきた。今回はベベル・ジルベルトがこの曲を優しく蘇らせる。
彼のキャリアの中で最も有名な曲のひとつである「A Rã」では、ジョアン ボスコが歌詞のリズムを尊重したバージョンを、二人の人生計画を歌った軽快なサンバ「E vamos lá」はイヴァン・リンスが再解釈。1973年に発表された憂鬱で情熱的な美しさを併せ持つ「Até quem sabe」は、ジョイス・モレーノが歌い、同様に悲しく懐かしい愛を歌詞に込めた「Falta de ar」ではジャヴァンが新たな命を吹き込む。
娘への切ない想いを表現した「Cadê Jodel?」では、母娘であるパウラ・モレレンバウムとドラ・モレレンバウムの重なり合う歌声が、聴く者に慰めを与えている。晩年のドナートとシンセ・ブギー作品『Sintetizamor』をリリースした実の息子ドナチーニョは、1986年にリリースされたボレロ「Lua Dourada」をセレクト。父のスタイルに敬意を払いつつ、彼らしいバウンシーなシンセ・ファンクに再解釈し、明るく陽気なトーンで歌い上げている。
各アーティストなりの解釈によってドナート楽曲の魅力を再発見できるだけでも感涙ものだが、これまで未発表だった楽曲を収録している点もまた本作のトピックだ。「Vamos Combinar」は、ジョアン・ドナートとマルコス・ヴァーリのコラボレーション作品で、本作ではマルコスとパトリシア・アルヴィが初めてデュエットを披露した。「ドナートは常にシンプルさと洗練さを兼ね備えていた。音符は少ない。その点については彼から多くを学んだ」と、マルコス・ヴァーリは楽曲における楽器間の相互作用、そしてドナートから学んだ音楽の観察と理解の仕方について語っている。
新世代MPBを代表する男性歌手シルヴァもこれまで未発表だった「Aquela delícia singela」をチョイス。楽曲に散りばめられた、巧みに計算された頭韻を解釈し、楽曲にリズムとハーモニーを与えている。
アクレ州で生まれ、リオデジャネイロで全国的に有名になったジョアン・ドナート。ピアニスト、作曲家、編曲家として、ブラジルのポピュラー音楽の確立に不可欠な役割を果たしたことは言うまでもないだろう。一方でボサノヴァの主要人物の一人であるだけでなく、ジャズやアフロラテン音楽の影響を作品に取り入れ、ブラジル音楽の視野を広げ、様々な世代のミュージシャンにとっての基準となっている点はいまいちど認識されるべきだ。参加アーティストのひとりであるベベウ・ジルベルトはこう付け加えている。「このアルバムが新しい世代や、彼の音楽を知らない人々に受け継がれていくことを願っています。ドナートは音楽の父、リズムの父、ブラジル・ラテン音楽の父です。ブラジルではこの言葉はあまり使われません。なぜならブラジル人は非常にブラジル人らしく、自分たちがラテンアメリカに囲まれていることを忘れているからです。ですから、ドナートのようにアクレで生まれた人は、特別な誰かの影響を受けていることになるでしょう」
44pの豪華ブックレット付仕様。限定盤。
■Antonio Adolfo (piano) | Bebel Gilberto (voz) | Bernardo Bosisio (guitarra, violão) | Caio Oliveira (teclados, percussão eletrônica) | Daniel Alcoforado (complementos) | Danilo Sinna (flauta, clarinete) | David Rangel (contrabaixo) | Diogo Gomes (trompete, flugelhorn) | Djavan (voz) | Donatinho (voz, fender rhodes, complementos, sintetizadores, contrabaixo synth) | Dora Morelenbaum (voz) | Dori Caymmi (violão) | Fafá de Belém (voz) | Felipe Alves (bateria) | Felipe Pinaud (flauta) | Fernanda Abreu (voz) | Gilberto Gil (voz) | Guilherme Lirio (guitarra, contrabaixo, drum machine) | Itamar Assieri (piano, teclados) | Ivan Lins (voz) | Jaques Morelenbaum (violoncelo) | Jefferson Lescowich (contrabaixo, baixo) | Jefferson Rodrigues (saxofone) | Jessé Sadoc (trompete) | João Bosco (voz, violão) | Jorge Continentino (saxofone) | Jorge Helder (contrabaixo) | Jorge Neto (trombone) | José Arimatéa (trompete, flugelhorn) | Joyce Moreno (voz) | Jurim Moreira (bateria) | Kainã do Jejê (percussão) | Karyne Rosselle (vocal) | Kassin (baixo, complementos) | Kiko Horta (acordeon) | Lucca Noacco (guitarra) | Luiz Alves (contrabaixo) | Marcelo Martins (flauta, saxofone) | Marcelus Leone (saxofone, flauta, trompete) | Marcos Valle (piano, fender rhodes, voz) | Margareth Menezes (voz) | Marlon Sette (trombone) | Mônica Salmaso (voz) | Moreno Veloso (pandeiro) | Patrícia Alví (voz) | Paula Morelenbaum (voz) | Paulo Guimarães (flauta) | Paulo Jordão (trompete) | Pepe Cisneros (piano) | Rafael Amarante (violão, guitarra, contrabaixo) | Rafael Rocha (trombone) | Renato Massa (bateria) | Ricardo Pontes (saxofone) | Ricardo Silveira (guitarra) | Roberta Sá (voz) | Robertinho Silva (percussão) | Roberto Barreto (guitarra baiana) | Rodrigo Pacato (percussão) | Rodrigo Tavares (sintetizadores) | Silva (voz) | Tito Bahiense (vocal) | Tito Oliveira (bateria, percussão) | Tom Silva “Pacatinho” (percussão) | Tuto Ferraz (bateria, percussão)
ソングリスト
1. A Paz | Gilberto e Mônica Salmaso
2. Nua ideia | Bebel Gilberto
3. Aquela delícia singela | Silva
4. Flor de maracujá | Roberta Sá e Roberto Barreto
5. Até quem sabe | Joyce Moreno
6. Falta de ar | Djavan
7. Cadê Jodel? | Dora Morelenbaum e Paula Morelenbaum
8. Vamos Combinar | Marcos Valle e Patrícia Alvi
9. E vamos lá | Ivan Lins
10. Simples Carinho | Antônio Adolfo
11. De um jeito diferente | Fafá de Belém
12. A rã | João Bosco
13. Lua Dourada | Donatinho
14. Emoriô | Margareth Menezes
15. Nasci para bailar | Fernanda Abreu